運用ガイドライン
運用ガイドライン

発注者が留意すべき事項を提示し、基準(案)やCADデータの作成方法に関して全国的な運用の統一を目指すなど一見発注者向けととれますが、本文の大半は受注者向けの内容となっています。CAD製図基準(案)の運用における留意点として、特に「線種」「線色」「データチェックの実施」を取り上げています。作成から検査までにすべての局面において、SXFブラウザ※1による目視確認、保管管理システムチェックシステム※2によるデータチェックが明記されました。
※1(http://www.cals.jacic.or.jp/cad/developer/SXFBrowserDownload.htm) 

SXFブラウザとは、CADデータ交換標準(SXF)に対応したCADソフトによって作成された図面データを表示・印刷するためのソフトウェアです。SXFブラウザはCADソフトと違い、図面を表示する機能のみで、編集の機能はありません。
※2(http://www.nilim-ed.jp/index_dl.htm

本システムは、国土交通省が整備する電子納品・保管管理システムのうち、チェック機能の部分を独立したプログラムとして抜き出したものです。CD-R等に納められた電子成果物の管理ファイル(XMLファイル)、ファイル名、フォルダ名等が「土木設計業務等の電子納品要領(案)」または「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従っているか否かを確認することができます。ただし、本システムでは、成果物(報告書やCADなど)の内容を確認することはできません

SXFと電子納品

SXFの存在意義を説明し、「SXF Ver2.0レベル2」を現時点での成果品の仕様。運用において、SXFブラウザによる目視による確認と、SXFブラウザによる印刷を正当な行為と明記し、オリジナルファイルの利用を極力排除しようとする意向が読み取れます。その上でCADデータ納品時の留意点を4つ挙げています。

    1、 納品時でのCADデータの正当性の確認
    2、ファイル容量の大きい図面
    3、途中段階での取り扱い
    4、SXF(P21)形式以外の納品


正当なCADデータはP21形式だが、紙、ラスタ、SFC形式、その他の形式などを問わなければなければならない現状の運用にも配慮しています。

CADデータの運用

公共事業の執行プロセスの図が最初に載っています。そこに維持管理との表現はありますが、本文では維持管理におけるCADデータ利用に関して何も言及されていません。