2016年4月、大学時代の友人Y氏から「韓国に行かない？韓国料理を食べに。」と突然の電話が。

「えっ、台湾には行きたいけど韓国に興味ないからな・・・行かない。」と私。

Y氏とは、大学卒業旅行で約1か月間ヨーロッパを旅した仲間で、何故かその後二人でハワイに行った仲である。付き合いはというと、年4−5回飲みに行く程度で特に深い付き合いをしている訳ではなかった。ただ、定年が近くなってから会うたびに「定年に成ったら年1程度で旅行に行こう。」とは話していたので、突然の誘いではあったが遂に実現し始めた話と納得した。

翌年2017年の新年会でY氏から「今年は、台湾に行こう。」と提案があり、それならやはり卒業旅行に一緒に行ったK氏とG氏も誘って6月に行くことでY氏が計画を立てる担当となった。勿論、定年後の仲間内の旅行であるから極力費用を抑えて飛行機代とホテル代のみで現地の見学などは自らの足を使った格安ツアーとすることにした。

因みにY氏もG氏もまだ現役で働いているので定年退職者は私とK氏だけである。（Y氏は内装会社の顧問として。G氏は設計事務所の先生である。）

実際に参加したのはG氏を除く３人である。（G氏は客先との関係で不参加）

台北では、公共交通機関と自らの足で動き回り、夜は日中の疲れをとるため毎晩足裏マッサージに通っての３泊４日の旅であった。

九分

2018年は、私の担当である。偶々横浜での「ベトナムフェスタin　2017」で地域住民限定の格安ツアーがあると聞き、2018年はベトナムのダナンに5月に行くことにした。今回もG氏は業務との関係で不参加である。今回は、格安ツアーであったため多少予算に余裕が出来たためオプションでフエ観光を入れ、更にホイアンも入れて目いっぱい楽しんだ。

言葉の問題で希望通りの料理が出てこなかったりしたが、全く許容範囲である。

フエ	ホイアン

2019年は、K氏の担当である。この年は何故かY氏の卒業論文テーマである南イタリアのアルベロベッロが話題となり、どうしても行きたいと言うY氏の要望に応えて格安ツアー専門の旅行からちょっと金額が張るが６月南イタリアへの旅行に決まる。

行くと決まれば、各人の要望が出てくる。ローマからアルベロベッロまで南下するのだからナポリやポンペイに行きたい、ナポリからカプリ島の青の洞窟にもと要望が膨らみ・・・全ての希望が入ったツアーを探し出した。ただ、本来なら10日間必要な工程を少しでも安くいくため7日間で行く滞在時間の短い弾丸ツアーとなったが、これも食事やお酒も含めて大満足な旅であった。

ポンペイ	カプリ島　青の洞窟	アルベロベッロ

そして2020年、再びY氏の担当であったが新型コロナウィルス感染症の蔓延で海外への旅行が出来なくなったため、「GoToトラベル」を利用しての国内旅行として、10月にG氏を加えた初めての４人での青森・秋田秘湯ツアーに行った。GoToトラベルでは、旅行代金が割安になるだけでなく目的県で使える買い物券が発行された。しかし、この買い物券は出発直前に発行されたため紙ではなく電子タイプで送られてきたが、秘境の温泉宿ではインターネットが使えなかったり電子データを読み取る機器がなかったりと全く使用することができなかった。（交通費や宿代などの旅行代金の割引は大いに助かった。）

2021年は、残念ながら大学時代の仲間との旅行は行く事が出来なかったが、2022年は予定通り実施しようと現在、秋に向けて計画を立てている。

実は、大学の仲間との旅行だけではなくシス研の仲間であるM氏とY氏とも旅行をしている。

仕事で何度もハノイに行っていて友人がいるというM氏から2019年11月にハノイ旅行の提案があり、Y氏も誘いハロン湾やチャンアイに行ったり、ベトナム料理を堪能した。

今年2022年6月には、私の友人K氏を含めて4人でM氏が９か月間仕事で滞在していたホーチミンとフーコック島への旅行を決行した。フーコックは、まだあまり有名でないためか、のんびりとして住民も優しくフレンドリーである。是非、お勧めしたいとこである。

ハロン湾	フーコック島

因みに仲間とばかり旅行に行っているように思われるといけないので追記しておく。

女房とは2013年の定年退職以降、子供たちと一緒の旅行も含めると2015年シンガポール、2017年沖縄、2019年八重山諸島、2017年エジプト・ギリシャと行っている。決して女房を蔑ろにはしていないので。

さてコロナの感染者が高止まりして中々減らず、行動制限が今だに続いている。欧米では既にWithコロナの生活を始めておりイベントも旅行を解禁され、マスクなしでの行動も良しとされている。

（私は、まだマスクをしようと思っているが）

仲間とは75歳まで一緒に旅行を・・・の約束もENDまで残り5年となった。

ワクチン接種も４回完了しているので、来年もまた大学の仲間やシス研の仲間と旅行をしたいと思っている。

仲間との旅行を終えたら、その後は女房と温泉地を巡る旅行をしようと考えている。